スポンサーリンク
映画

【映画】三宅唱監督『ケイコ 目を澄ませて』感想

以下、映画の内容を含みますので、未見のかたはお気をつけください。(2023/1/9)生まれながらに耳が聴こえないプロボクサーの女性(ケイコ)を岸井ゆきのが演じる。氷を噛みくだく音、踏切の警告音、ボクシングジムでミットを叩く音、なわとびのリズ...

【本】米澤穂信『インシテミル』感想

「SUZUKIの車を見たらほとんど軽自動車だと思って大丈夫」学生時代、友人が運転する車の助手席でそう言われた。私の苗字は佐藤。=======■米澤穂信『インシテミル』(2021/6/11)※以下、ネタバレを含みますのでお気をつけください米澤...

【本】上田岳弘『ニムロッド』感想

■上田岳弘『ニムロッド』(2021/6/3)芥川賞受賞作品。あまり整理しないまま感想を書いてみる。CPUサーバーを管理する仕事などをしている会社、に務める僕が主人公。僕は社長から仮想通貨、ビットコインを獲得する部署を任じられ(一人で)ビット...
映画

【映画】吉田恵輔監督作品の感想

さんかく(2013/11/6)30才のダメ男(高岡蒼甫)、倦怠気味の彼女(田畑智子)、15才の彼女の妹(小野恵令奈)の所謂三角関係とは少し違った人間関係。他者への依存や人間関係、男女の心情を描くのがうまい。彼女と別れた男は彼女のつきまといに...

【本】町田康『バイ貝』『しらふで生きる』感想

以下、過去の記述より。カッコ内は私が読み終わった日付です。バイ貝(2020/4/10)※リモートワーク3日目お金と労働と鬱をやりくりする男の話。売買。 お金を使う(快楽)   ↓ 労働(金を得るため)   ↓   鬱   ↓ お金を使う に...
映画

【映画】瀬々敬久監督『アントキノイノチ』『ヘブンズ ストーリー』感想

以下、過去の記述より。カッコ内は私が見た日付です。アントキノイノチ(2013/7/6)高校時代に友人を「殺して」しまった主人公・永島杏平(岡田将生)は、心を壊してしまった。そんな彼が遺品整理の仕事や同僚のゆき(榮倉奈々)とのやりとりを通じて...
コラム

【コラム 一番】ストロベリーフラペチーノ片手に見る世界

通販の野菜ジュースのテレビCM。「私史上1番!」と、野菜ジュースを褒めている方がいた。私史上1番。私史上〇〇。って言い方は、「全米が泣いた」のような壮大な感じをもたらすフレーズだと思った。●「ストロベリーフラピ、あっ、フラペチーノで。持ち帰...

【本】山崎ナオコーラ『昼田とハッコウ』感想

以下、過去の記述より。カッコ内は私が読み終わった日付です。=======■山崎ナオコーラ『昼田とハッコウ』(2019/2/17)幸福寺と町の本屋さん「アロワナ書店」を舞台にした長編小説。(吉祥寺の本屋がモデルみたい)作品では2010年代前半...
映画

【映画】是枝裕和監督作品の感想

以下、過去の記述より。カッコ内は私が見た日付です。歩いても 歩いても(2013/8/4)ある家族の夏の――また、歴史という縦の――物語。黄色のモンシロチョウや家の戸、百日紅の花や上からの街の景色などの描きかたが巧み。樹木希林と原田芳雄の演技...

【本】鴻池留衣『ジャップ・ン・ロール・ヒーロー』感想

以下、過去の記述より。カッコ内は私が読み終えた日付です。=======■鴻池留衣『ジャップ・ン・ロール・ヒーロー』(2021/5/20)著者の作品を読むのは初めて。ビックリさせられて、この作品をまだ消化できている感じがしないけれど、感想を書...
スポンサーリンク