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【ドラマ】タイガー&ドラゴン 第8話「出来心」の回 感想

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タイガー&ドラゴン

俺、ニートなのかも……
ブログ書くのも何だか面倒になってきちゃって。どうせ誰も見てないし、こんなブログ。

誰か、虎児のように「そんなのは甘えだ」と言ってくれませんでしょうか。

落語には、三題噺というのがあります。お客さんからその場で3つのお題をもらって、即興で噺をするスタイルです。

第8話は、「麻」と「草」、それと「虎」がお題なんじゃないか。
ウラはとっていませんが、そんな風に思います。

第8話 あらすじ

「俺、ニートなのかも……」
銀次郎が車の中でぼやきました。

ある日、銀次郎は幼馴染で警官の金子(高岡蒼佑)と出会います。金子は「あるヤクザ組が隠し持っているヤバいもんの話」を銀次郎にします。

やりたいことが見つからず焦りを感じている銀次郎は、金子とともにヤクザ組が持つヤバいもんを盗んで強請る計画を立てました――

登場人物

■中谷銀次郎(塚本高史)
新宿竜星会の組長の息子(2代目)。
スカジャンにリーゼントがトレードマーク。
自分がニートかもしれないと思っている。

■金子準(高岡蒼佑)
銀次郎の幼馴染で警察官。
刺激的な出来事を求めている。
銀次郎にとあるヤクザ組が隠したものの情報を伝える。

出来心について

この落語は手元の『古典落語100席』に載っていませんでした。。。
噺を知りたい方はWikipediaをご参照ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BA%E6%9D%A5%E5%BF%83

かなりざっくり言います。
間抜けな泥棒がある家に忍び込みます。
泥棒が家にいる間に、住人と大家さんが帰ってきてしまい、泥棒は縁の下に隠れます。
実はこの住人、家賃を払えずに困っていましたが、泥棒が入ったことに気がつき、大家さんにあれもこれも盗まれてしまったと嘘をつくことに。
住人が盗まれた物を言っていくうちに、「そんな物は盗んでいない」と怒って飛び出してしまう泥棒。
盗みに入った泥棒と、大家さんへの嘘がばれた住人は言います。
「つい、出来心で」

タイガー&ドラゴンの出来心

こちらについてはここで書かずに、DVDやParavi(パラビ)などのサイトで実際に視聴していただきたく存じます。
決して、文章を書き疲れたからじゃあ、ございませんからね。

別の組からエロDVDを盗んだ銀次郎ですが、盗んだことがバレて拉致られてしまいます。
銀次郎を助けにいく虎児(長瀬智也)。

一方、時間になっても寄席に来ない虎児を待つ一同。
ジャンプ亭ジャンプ(荒川良々)、林屋亭どん兵衛(西田敏行)の歌、新宿竜星会の組長(笑福亭鶴瓶)が次々と高座に上がって、虎児が来るまでなんとか繋げるシーンには、感動しました。
(ってか、鶴瓶師匠が本職の落語を組長役として演じているのは凄いと思います)

出来心という落語には、2つのサゲ(落ち)があります。
一つ目は「つい、出来心で…」のバージョン。
二つ目は「裏が花色木綿」というバージョンです。

竜二(岡田准一)とどん兵衛の二人から出来心を教わった虎児。
銀次郎がヤバい草……ではなくエロDVDを盗んだことから始まったドタバタを、虎児がどう落としたかは実際に見てお楽しみください。

虎児の落語を見た竜二はこう言いました。
「寄席も変わった。虎児が変えた」

「浅草」の「虎」は、ウラもオモテもない真っ直ぐな性格で新しい風を吹かせたようです。

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