<素の顔>
ドラマドラマしてる、って思いました。
ホームドラマホームドラマしてるって感じ。
名詞を2回繰り返した後に”してる”ってつけるやつ。
「子ども子どもしてる」みたいな言い方のやつです。
話し言葉だとあまり使わない印象ですが、せっかく覚えたので使ってみたくなって使いました。
スミマセンスミマセン。
軽くお詫び、しています。
<怒った顔>
MK5って思いました。
M=マジで・K=キレる・5=5秒前です。
ドラマ俺の家の話、第五話では、観山寿限無(桐谷健太)が遅れた反抗期を迎えていました。
前話で衝撃の事実、芸養子で師弟関係の観山寿三郎(西田敏行)が、実の父親であることを知ったためです。
部屋にこもって、デスメタルを爆音で流して、くにおくんのゲームに興じる。
40才の寿限無くん、遅めの反抗期のグレ方は、可愛らしい反抗期でした。
※前述の文章は、優しい声のナレーターさんに読んでもらいたいです。
(寿限無と話をしたい寿一(長瀬智也)のセリフ「デスメタル止めてくれ!」は、何だか後から面白くなるセリフだと思いました。そんなシチュエーションは中々ないし、あっても「デスメタル止めてくれ!」とは言わないだろうっていう、そんな面白さです)
自分のキャラを守りながら生きてきたのに、その前提がもう、自分の認識と異なっていた。
寿限無が怒りを抱くのは、あたり前のことだと思いました。
<甘酸っぱい顔>
キュンです。ってなりました。
寿一がレスラーのスーパー世阿弥マシンであることを知ったさくら(戸田恵梨香)。
さくらから寿一へ突然の告白。
「好きです…………………好き」
・弟の踊介(永山絢斗)は、さくらが好き
・さくらは、俺(寿一)が好き
・俺(寿一)はプロレスが好き
心を静めて整理して、思わず謡ってしまうほど、さくらの告白を受けた寿一は動揺してしまいます。
<喜んだ顔>
俺の家の話、第五話では家族旅行に行くという計画をたてて、旅行するためにみんなが一丸となるシーンがありました。
「親父の笑顔が見たいから」
子どものころのハワイ旅行を振り返りつつ、家族旅行に向けて進んでいく寿一の真っ直ぐな言葉を聞いて、ヤバいって思いました。
いよいよ家族旅行に出発した観山一家。
第五話のラストでは寿三郎がかつて愛した女性(田中みな実)が出てきましたし、
次回予告では阿部サダヲさんも出演されていました。
予想できない展開ばかりで、来週も能面面でなく色々な表情ができそうです。
<素の顔>
エモい。
今週テレビを見ていて、その言葉を2回耳にしました。
一つ目は、野島伸司が脚本のアニメ「ワンダーエッグ・プライオリティ」です。
二つ目は、宮藤官九郎が脚本のドラマ「俺の家の話」です。
俺の家の話 第五話を見て、「エキストラの女子高生のくつ下が短い!マスクとかもだけど、こういうとこにリアリティがあるんだよね。たしかに、今の女子高生のくつ下って短いんだよね」と思った私。
現在34才、主要キャラよりもエキストラの女子高生が履いているくつ下に目が行く私は、おっさんおっさんしているのでしょう。
(ヘンタイヘンタイしてるとは、言わないでください)
エモいの使い方はよくわかっていませんが、今の言葉をセリフの中にもりこんだ脚本家2人の手腕に、ビックリビックリしました。