【ブログ漫才】Wシュガー「2000年前後のテレビドラマを語りたい」
二人「どうもー」
佐藤「佐藤です」
サトー「サトーです」
二人「二人あわせて、Wシュガーです」
(二人、ピースサインをくっつけてWの字を作る)
佐藤「あのさ、俺の家の話、見てる?」
サトー「は? なんだその聞き方。話は見るものじゃなくて、聞くものだろ」
佐藤「いや、今そういうタイトルのドラマがやってるんだよ。ホームドラマで」
サトー「そうなんだ。ホームドラマって、寺内貫太郎一家みたいなこと?」
佐藤「古いな。まあ、そうっちゃそうかな。俺の家の話だと、観山寿一一家になるけど」
サトー「みやまじゅーーか? アメトーークみたいな話?」
佐藤「みやまじゅいちいっか、だよ!字面で見るなよ字面で」
佐藤「でさあ、お前のドラマ栄光時代っていつ?」
サトー「は? 栄光時代って…ドラマをよく見てたころってこと?」
佐藤「だから、お前のドラマ栄光時代はいつだよ? 高校時代のときか?」
サトー「いきなりいつって言われてもなぁ…」
佐藤「オレは……オレは2000年前後なんだよ!!」
サトー「なんだそれ。スラムダンクの名シーンかよ!」
佐藤「オヤジぃ。」
サトー「勝手に俺を安西先生にするなよ」
佐藤「いや、田村正和のほう」
サトー「そっちかい!オヤジぃ。は神崎一家の話だから!」
佐藤「俺の家の話は長瀬智也が主演なんだけど、池袋ウエストゲートパークも2000年のドラマなんだよ」
サトー「もはや、伝説のドラマだよね」
佐藤「伝説のドラマっていうか、伝説の教師かな」
サトー「あの松ちゃんと中居クンが主演の? まさかあのドラマも――」
佐藤「そう!2000年のドラマなんだよ」
サトー「マジか!すごいな、2000年のドラマ」
佐藤「だろー?」
サトー「しじみ習慣のCMの上司みたいな言い方するなよ!って、誰も知らねえよ!」
音声:しじみ習~慣♪
佐藤「突然ですが、QUIZです」
サトー「ん?クイズ?なになに?」
佐藤「おれがいま一番ほしいものって、なあんだ?」
サトー「めんどくせぇ!別に、興味ないけどな。どうせ新しいスマホとかだろ」
佐藤「正解は――愛、です!」
サトー「抽象的な答えだなぁ。あっ!わかった!2000年だから、LOVE 2000ってことだろ。
hitomiのヒット曲の。あー、わかっちゃったわー。スキッとしたわー」
佐藤「いや、愛をくださいって、ドラマの話をしたいんだけど…」
サトー「え?ああ!そっちかぁ。愛を~くださ~い、WOW WOWのほうかぁ」
佐藤「蓮井朱夏のマキシシングル、持ってたなぁ」
サトー「菅野美穂が歌ってるやつね。ZOOだZOO」
佐藤(カメラ目線で)「ほらね、そっくりなサルが僕を指さしてる」
サトー「やめろやめろ!視聴者に失礼すぎるぞ!スミマセン。こいつ頭ん中、イマジンなんです」
佐藤「ZOO ZOO ZOO……」
サトー「Zおっきくして、寝たふりをするな!」
佐藤「菅野美穂さんはすごいよ。2000年前後のドラマ、めっちゃ出てたからね」
サトー「たしかに。で、今も最前線で活躍されてるし」
佐藤「でも、娘に彼氏が出来ないらしいんだよ」
サトー「ん?どうせドラマのタイトルのことなんだろ?」
佐藤「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」
サトー「ライトノベルじゃねえか!って、ツッコミませんからねー」
佐藤「突然ですが占ってもいいですか?」
サトー「ん?また何かのタイトル?」
佐藤「おい!そこは『2001年のおとこ運かよ!』だろうが!ちゃんと知っとけよ!」
サトー「は?」
佐藤「だから、菅野美穂さん主演のドラマ2001年のおとこ運のことだよ。
お前のせいで、おれたちの2021年の運勢が心配になるよ」
サトー「は?」
佐藤「さらに発展させて、『俺は金運が心配でさぁ、ってお前の諭吉が泣いているかよ!』だろ!」
サトー「はい?」
サトー「俺はさ、刑事ドラマが好きなんだけど。踊る大捜査線はいつだったの?」
佐藤(スマホを操作しながら)「あれは、1997年みたいだね。おれも好きだったわ」
サトー「織田裕二の青島刑事、懐かしいなぁ」
佐藤「織田裕二なんか、最近の月9にも出てる俳優だからね」
サトー「SUITS/スーツね。俺でも知ってるわ」
佐藤「もう、振り返れば織田裕二がいるよね」
サトー「ん?何の話?」
佐藤「お金がない!でも素晴らしきかな人生」
サトー「おい!織田裕二のWikipedia見てるなコイツ!」
佐藤「冗談じゃない!」
サトー「おい!そのスマホ、今すぐ楽屋に置いてこい!」
佐藤「Oh, My Dad!!」
サトー「だから!スマホ置いてこいって!ロケット・ボーイで!……あれ?」
佐藤「真昼の月から真夜中の雨。恋はあせらず、ラストクリスマス♪」
サトー「すみませーん。どなたか、マキシ・プリーストさん呼んできてくださーい!」
佐藤「月9といえば、2001年にアンティーク~西洋骨董洋菓子店~見てたな」
サトー「たしか、タッキーが主演のドラマだっけ?」
佐藤「そうそう。で、ドラマの音楽が全部ミスチルの曲なんだよ」
サトー「タッキー主演の月9で曲がミスチルって、王道中の王道だな」
佐藤「少年ジャンプで言うなら、ワンピースみたいなことだよ」
サトー「王道ってこと?」
佐藤「いや、ワンピース~海洋決闘YO!ナミ編~ってこと」
サトー「意味わかんねえよ!YO!ナミ編ってなんだよ。オマエ、チョッパーが出てきたくらいでワンピース止まってるくせに、ワンピースの話するなよ!」
佐藤「アーロンは一人(alone)じゃない!」
サトー「くだらねぇな!言いたいだけじゃねえか!」
スタッフ「マキシ・プリーストさん、到着しました。入りまーす」
サトー「ホントに呼んでるよ!ってか、そんなすぐ来れるとこにいたの!?」
(マキシ・プリーストが舞台に上がり、二人の間に立つ)
佐藤「マキシ!あなたのマキシシングル、持ってます」
マキシ「Thank you」
サトー「実は俺も、マキシのマキシシングル、持ってるんです」
マキシ「Oh!Thank you」
三人「ラララ ラブサンバディトゥナイッ♪
ラララララ ラブサンバディトゥナイッ♪
エンアイウィル ネバネバネバネバネバネバネーバ……♪」
三人:肩を組み歌いながら舞台からはけていく
参考URL:織田裕二 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B9%94%E7%94%B0%E8%A3%95%E4%BA%8C