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【本】岡本太郎『太郎に訊け!』1~3 感想

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岡本太郎

以下、過去の記述より。
カッコ内は私が読み終わった日付です。

『太郎に訊け!岡本太郎流爆発人生相談』

(2012/3/8)
岡本太郎が読者からの質問に”ビシっと!”答えていくエッセイ。

30~40年前の内容だから、時代の流れ、移り変わりを感じる部分はあるが、著者の一貫した姿勢・思想に関心。

「瞬間瞬間を生きろ」という言葉はあまり好かないが、常に覚悟を背負い全身全霊で物事に向かう生き様に”爆発”的なエネルギーを感じた。
続編も読むつもり。

『太郎に訊け!2 岡本太郎流熱血人生相談』

(2012/3/22)
エッセイのvol.2。
著者の一貫した言動は1巻と同様。

「プラスとマイナスがあれば、常に(覚悟を背負い)マイナス側を決断すると25歳の時に誓った」
といった言葉、先月25歳になった自分に少し響いた。

マイナスを選んだうえで、より深い――著者の”爆発”――「生」を得ようと常に意識し行動することは、かなり困難だろう。
「孤独」に関する意見も、興味深かった。

『太郎に訊け!3 岡本太郎流激突人生相談』

(2012/3/29)
この巻は「コンプレックス」に関する内容が多かった。

「コンプレックス」を卑屈に捉えず、むしろそれを抱えたまま生きられる素晴らしさ――のようなことが説かれていた。

担当者(インタビュアー?)に対する、「君はまだわからないのか!」という言葉が何度もありすぎて笑える。

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