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【本】村田沙耶香『コンビニ人間』感想

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村田沙耶香『コンビニ人間』は2016年に芥川賞を受賞した作品です。

以下、過去の記述より。
カッコ内は私が読み終わった日付です。

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■村田沙耶香『コンビニ人間』
(2019/12/1)

久しぶりに圧倒される小説家に出会った。

コンビニで働く私。私はコンビニの音を入れる、他に働く人の話し方を取り入れる容器だ(容器のよう、ではない)。ふとした流れから私の容器(アパートの部屋、浴槽)に白羽さんという男性が入ることになるが、結局コンビニでできた私を取り戻すことになる。

こちら側とあちら側、社会(ムラ)の異物として扱われる・排除される人(そういう人は、変わった人とか異常者と呼ばれることになる)。コンビニで働き、生きてコンビニの音を取り入れることしかできない人間。が徹底して描かれている。

ロボットやAIも想起してしまい、人間の形をしているのに人間性――あるいは個性とか独自性とか――が無い者を、多くの人は受け入れられない。

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