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【映画】音楽・ミュージシャン関連作品の感想

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以下、過去の記述より。
カッコ内は私が見た日付になります。

ビースティ・ボーイズ 撮られっぱなし天国

(2012/12/15)
カメラを渡された50人のファンがビースティ・ボーイズを撮りまくるライブ映像。

ライブDVDってのは、DVD化した時点でライブよりは確実に劣る。
それを別の見せ方にした点が良い。

DJマイクのプレイが素晴らしい。
勿論ラップも。
政治・人種・アウトロー、何言ってるか全く聴き取れないが、とにかく彼らの音楽はノレる。(「踊れる」って言い方はあまり好きじゃない)

3MC and 1DJ.

ドアーズ / まぼろしの世界

(2012/12/19)
1960年代から70年代初頭に活躍した伝説的バンドのドキュメンタリー。
俳優ジョニー・デップがナレーションを務める。

ドアーズについてということは、ボーカルのジム・モリソンについてってこと。
ちなみに、ドアーズにベースはいない。オルガン奏者のレイ・マンザレクが、ベースの役割を果たす。

ジム・モリソンは、詩人・ロックスター・(LSDや酒)中毒者・狂人・天才・孤独の人間。
「Light on fire」(「ハートに火をつけて」)から、もう一度ドアーズを聴く必要がある。というより、ジム・モリソンの詩を読み、感じ、耳を傾ける必要がある――そう思った。

無駄な解説や説明がない、素晴らしいドキュメンタリー作品。

シド・アンド・ナンシー

(2012/12/20)
映画。フィクション。
SEX PISTOLSのベース、パンク / 時代のシンボルであるシド・ヴィシャスと恋人ナンシーの生き様。
シド・ヴィシャス役を演じるのはゲイリー・オールドマン。

パンクのヒーローは、瓶を投げたり麻薬にハマったり酒を飲んだり殴ったり殴られたり落書きしたりツバを吐いたり……という「様になる」ことを――欲求の体現(表現?)として――日常的に行う。

一つ残念なのは、この「映画」では――「映画」だからこそ――そうした行動が「演技」になってしまっていること。
ピストルズやシドが好きだから、まあ見れた。

マルコム・マクラーレンが金の亡者のSHITって感じで、良かった。

ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト

(2012/12/27)
世界的ビッグバンドのライブドキュメンタリー。
監督はマーティン・スコセッシ。

演者へのカメラの距離やカット(編集)が抜群。美しい映像。

クリスティーナ・アギレラやジャック・ホワイトなど、ゲストも豪華(バンド紹介はクリントン元大統領)。

ミック・ジャガーやキース・リチャーズは生き様=バンドマン。年齢を感じさせないステージでのパフォーマンスは凄まじい。

エンド・オブ・ザ・センチュリー(ラモーンズ)

(2013/9/4)
パンクロックの元祖、セックスピストルズやクラッシュ(国は異なるが)に多大な影響を与えた”ラモーン”と称する男たち(と彼らの関係者)のドキュメンタリー作品。

「パンクとは――」
そんな言葉を全然使わないのがいい。
それは、彼らがスタイルやシーンをつくりだした側だからだろう。

ジョーイ、ジョニー、ディーディーの3名を中心としたバンド。20年以上続けられたバンドには、不仲や自国アメリカで売れない、ドラムメンバーの入れ替わり等々、様々な苦難があったようだ。

ボーカル、ジョーイ・ラモーンのひょろ長い体躯と顔を覆う長髪、病的な負のオーラは誰も真似することができない。

ジョー・ストラマー(クラッシュ)の時々テンションが昂るインタビューもおさめられている(合掌)。

「俺がいなければバンドはなかった。だが、あいつらがいなければバンドはなかった」
「(バンドは)人生の醜い一部さ」
ディーディーの台詞がとても印象的。

スピード感溢れる音楽が素晴らしい。

リヴ・フォーエヴァー(オアシス、ブラーなど)

(2013/9/11)
オアシスとブラーを中心に主に90年代のブリティッシュポップは一体何だったか、ノエル・ギャラガーやリアム・ギャラガー、デーモン・アルバーンなど当事者たちのインタビューを通して描いた作品。

パルプ(PULP)「Common People」
この曲は当時の「英国の要約」であると評されていた。

ノエルがやたらとリアムについて語るのや、リアムの態度が「俺様的」なのが(インタビュアーに「君は女性的な面も持っている」と言われ、不満と怒りをあらわす姿など)面白かった。

イマジン(ジョン・レノン)

(2014/3/1)
ジョン・レノンのドキュメンタリー。
ビートルズの成功、オノ・ヨーコとの日々が主に描かれる。

全体的に良かったが、ジョン・レノンが暗殺されたところで、彼の象徴であるメガネを落下させる描写はなくてもいいと思った。

LOVE.

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