dマガジンが便利だ。
dマガジンは、月額400円(税抜き)で500誌以上の雑誌が読み放題のサービス。
ファッションやグルメ、ビジネスからエンタメまで実に様々な雑誌を読むことができる。
10年以上前、大学生のころは毎月、ファッション雑誌を買っていた。
ファッションに少し興味が出てきて、でもお金は無いからそれほど洋服は買えない。
私の場合、自分の洋服を買う参考のためにファッション雑誌を読んでいたのではなく、雑誌のページを繰ることで洋服を買うことができない欲求を満たしていた――と錯覚”させて”いた――タイプだった。
(そのころ買っていた雑誌の一つ、メンズジョーカーが休刊になってしまったときは、少し悲しかった。かつて親しんだものが作られない・売られない世の中になってしまったことに)
暇な時間にdマガジンでファッション雑誌を読んでいると、多くの雑誌でメンズ向けの化粧(品)を取り扱ったページが掲載されているのを目にする。
化粧男子、メンズメイク、男子メイク(メイク男子)・・・呼び方は様々だが、今の時代は男の子もメイクをするらしい。
私も化粧水くらいはするが、雑誌にはファンデーションなどのランキングまである。
男子大学生向けの雑誌などでたまに、「こんな男子は嫌だ」とか「こういう男子なら好印象」をテーマにした女子の座談会やアイドル・モデルの方のインタビュー記事がある。
かつてなら、「男子で化粧するとか、、、ちょっとひいちゃいます(笑)」「お店でファンデーションを選んでいる姿を見てしまったら、その男子は(付き合う可能性が)無いですね」とか言われていたはずなのに。。。
今では「シミを隠すとか、適度な化粧はできたほうが良い」「告白とか、大切な場面にあわせて(化粧を)してくれていたら、感動しちゃいます」なんて書かれていたりする。
ファッションの和訳は「流行」。文字通り、時代とともに流行は変遷していく。
これからのメンズファッション雑誌の記事を予想しよう(マイケル・サンデル風)。
化粧のニュースを調べてみると、肌にはもはや塗るだけでなく、”貼る”化粧品が登場しているらしい。
<シミが消える!?>シミや傷あとを簡単に隠せて貼れる!極薄スキンカバーシート、『肌かくしーと』の“丸型(2cm)18枚入り”販売開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000018445.html
未来の女子「やっぱり、スキンチェック系のアプリを使いこなして、TPOにあわせて化粧をできる男の人は、好きになっちゃうかもですね。あと、塗り系と貼り系の化粧品をきちんと使い分けられていると、好感度があがっちゃいます!」
そんな言葉がファッション雑誌に載る日は、そう遠くないだろう。
あと、男子ファッション雑誌で座談会する女子に告ぐが、女子と接点のないモテない男子にとって、君たちの言葉が彼らの知識の全てになるからな!(あれ? かつての私のことか?)
非モテ男子を間違った方向に誘わないよう、迂闊な発言は控えておくれよ。