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【キューブリック監督作品】フルメタル・ジャケット感想

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以下、2009年4月25日(土)自身の記録より。
(当時22歳、大学を卒業するも就職せず、プータロー時代)

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スタンリー・キューブリック監督『フルメタル・ジャケット』を観る。
7.26「完全被甲弾」――素晴らしい作品。

登場人物たちは常に、自己の死を意識しているわけではない。
映画では、街の場景/情景や仲間とジョークを言い合う場面なんかが流れるが、それによってよりリアルな戦争――それがどのようなものかは、全くわからないが(完全に私の”外”にあるのだ)――を感じることができた。

訓練学校での「デブ」の姿が一番リアルだった。
戦争のための訓練ではあるが、何をやってもダメな人間、それによって周囲に迷惑しかかけない人間の姿は、私でもイメージすることができた。

主人公(?)の「ジョーカー」は、最後に”生”について話していた。
スナイパーを殺した後、銃弾が飛び交う戦火の中を歩きながら「私は生きている」と。

それにしても、相変わらずキューブリックの映画は、音楽が素晴らしい。
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フルメタル・ジャケットが公開されたのは、1987年。私の生まれた年らしい。

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