このページは、オリジナル版『猿の惑星』シリーズの感想になります。
ティム・バートン版、リブート版の感想はありませんので、お気をつけください。
以下、過去の記述より。
カッコ内は私が見た日付になります。
※ネタバレ厳禁の作品ですので、未見のかたはお気をつけください
猿の惑星
(2012/11/22)
中学生の頃「金曜ロードショー」をビデオに録画して一度観た(ティム・バートン版にあわせたTV放映)、オリジナル版。
衝撃的なラスト、これを知っているといないでは、楽しめる度合が異なる。
2000年後の未来、「APE」が支配するearthでも支配層の思考・態度は人間のそれと大差ない。
続・猿の惑星
(2012/11/24)
つまらない……。
(1が良かっただけにだろうか?)
今作のラストで、前作の主人公テイラーは原子爆弾のボタンを押し「こうしてひとつの惑星が消滅した」つって終わる。
支配層(APES)の科学猿と軍ゴリラ、テイラーたちの行動・対立をもっと描きこめば、もう少し面白くなる(原子爆弾をつくった未来人たちは不要)。
人類(猿類)の進歩に対する批判とか、どうでもいい。
新・猿の惑星
(2012/11/25)
3。2よりは楽しめた。
2000年後の地球が壊れたから、2000年前の(現状)地球にAPEのジーラとコーネリアスが来るという、シリーズ物にありがちな超展開、ってか話の壊れっぷりが良い。
「グレープジュースの一種」
猿の惑星 征服
(2012/11/28)
舞台は1991年の地球、主人公はジーラとコーネリアスの子――現存する唯一の”進化した”話せるAPE――シーザー。
宇宙旅行によって繁殖したウイルス(?)によって犬猫は死亡。
人間はAPEをペットとし、やがてペットを奴隷へと”すりかえて”いった。
シーザー(王)はそんな地球で革命を決行。
ラストの黒人とのやりとり(この黒人の「人道に満ちた」発言……キング牧師かい!)の後、シーザーはPLANET OF THE APESの王となる。
リブート版『猿の惑星 創世記』は、シリーズ中の当作に内容が近い。
シーザーは、APEの枠を超えた存在だ。
最後の猿の惑星
(2012/12/8)
原題は『BATTLE FOR THE PLANET OF THE APES』。
「猿の惑星――戦争(闘争)――」とでも訳せばいいのか。
ジーラとコーネリアスの子シーザーが人間と共存した社会をつくったが、別に生き残った人間たちは反乱を起こし――ってストーリー。
戦争、争いや殺戮・恨みの連鎖が不毛である、そう描かれている。
The apes never kill the apes.
名言だ。