行う と 行なう
どちらの送り仮名を使えばいいのか、迷うことがある。
例えば、仕事の報告書とか。
申し込み、という言葉も送り仮名の選択を強いてくる。
申込、申込み、申し込み。
予約申込、のように一つの名詞になっているときは漢字のみ。
〇〇を申し込む、と動詞のときは送り仮名が要る。
――とか聞いたことがある。
が、じゃあ申込みは何故「申」が漢字のみで「み」の送り仮名が付くのか。
あと、名詞と動詞で使い分けた結果、一つの報告書の中で送り仮名の統一性が無くなるのも気持ち悪い。
(波線でWord先生からのご指摘も入るし)
字面を見れば分かるのだから、どれでもいいのかもしれないが。
行うの送り仮名については、自分は「行う」を採用している。「行なう」でなく。
それは、小学生のころ最初に教わった・覚えたのが前者の行うだったからだ。
初めて教わったほうが正しいと信じ続け、頑なに守っている。保っている。
最初の学び、教科書の説明、教師の教え。
あるいは聖書や論語とか、自己啓発本の類、影響力のある人の真似事。
人は何かから教わることで、多くのことの正しさを見つけていく。信じこむ。
で、その正しさは生きていく中で変わっていく、変えていくことができる。
予約申込を行なった人に、別の人の分も申込んでほしいと依頼を行う。僕は自分で申し込む。
みたいに。