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【本】大前粟生『おもろい以外いらんねん』感想

『おもろい以外いらんねん』は≪お笑いコンビ〈馬場リッチバルコニー〉が解散するまでの話。≫の青春小説です。カッコ内は私が読み終わった日付です。=======■大前粟生『おもろい以外いらんねん』(2021/4/8)ちょっとすごいものを読んでしま...

【本】國分功一郎『暇と退屈の倫理学』メモ

以下、過去の記述より。カッコ内は私が読み終わった日付です。=======■國分功一郎『暇と退屈の倫理学』(2018/1/4)●≪ウサギ狩りに行く人はウサギが欲しいのではない。≫ウサギ……欲望の対象欲望の原因……気晴らしが欲しい●暇と退屈の違...

【本】角田光代『対岸の彼女』感想

以下、過去の記述より。カッコ内は私が読み終わった日付です。=======■角田光代『対岸の彼女』(2017/9/12)直木賞受賞作品。人は、自分の考えや思いを100%そのまま他人に伝えることはできないし、たとえテレパシーが可能でも他人の思い...

【本】古井由吉の本の感想

古井由吉さんの小説で初めて読んだのは『杳子・妻隠(つまごみ)』でした(昔に読んだため下記の感想には含まれていません)。詩的な描写だなーと感じたのを記憶しています。以下、過去の記述より。カッコ内は私が読み終わった日付です。木犀の日 古井由吉自...

【本】村上龍『歌うクジラ』感想

『歌うクジラ』が発売されたのは2010年でした。紙の本に先行して電子書籍が刊行されたのが、当時の話題になった記憶があります。※私は文庫版になってから購入したので、だいぶ後に読みました。以下、過去の記述より。カッコ内は私が読み終わった日付です...

【本】阿部和重『クエーサーと13番目の柱』感想

以下、過去の記述より。カッコ内は私が読み終わった日付です。=======■阿部和重『クエーサーと13番目の柱』(2016/12/14)アイドルの追っかけ(尾行・監視等)を行う組織を描く、相変わらずヤバい作品(を著者は書く)。題名の「クエーサ...

【本】長嶋有『佐渡の三人』感想

以下、過去の記述より。カッコ内は私が読み終えた日付です。=======■長嶋有『佐渡の三人』(2016/12/10)久しぶりに読んだ著者のこの作品は、ある家族三人での納骨の旅(表題作)含め4つの連作集。連作の全てが死について、納骨についての...

【本】野坂昭如の本の感想

野坂昭如さんの小説作品で最も有名なのは『火垂るの墓』です。『おもちゃのチャチャチャ』の作詞が野坂昭如さんなのは、知られているようで知られていないかもしれません。作家、歌手、作詞家、タレント、政治家、大島渚監督を殴った人――ご自身の才能を発揮...

【本】パク・ミンギュ『ピンポン』感想

韓国人作家の小説を読んだのは、この作品が初めてでした。『ピンポン』は不思議な青春小説で、世界観にぐんぐんひきこまれていきました。以下、過去の記述より。カッコ内は私が読み終わった日付です。=======■パク・ミンギュ『ピンポン』(2019/...

【本】ドストエフスキー『罪と罰』感想

今まで『罪と罰』を読まないでいましたが、初めて読みました。『『罪と罰』を読まない』は、読んだことがありません。以下、過去の記述より。カッコ内の日付は私が読み終わった日です。私は岩波文庫、江川卓さんの名訳で読みました。『罪と罰』はミステリーや...
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