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【本】角田光代『対岸の彼女』感想

以下、過去の記述より。カッコ内は私が読み終わった日付です。=======■角田光代『対岸の彼女』(2017/9/12)直木賞受賞作品。人は、自分の考えや思いを100%そのまま他人に伝えることはできないし、たとえテレパシーが可能でも他人の思い...

【本】古井由吉の本の感想

古井由吉さんの小説で初めて読んだのは『杳子・妻隠(つまごみ)』でした(昔に読んだため下記の感想には含まれていません)。詩的な描写だなーと感じたのを記憶しています。以下、過去の記述より。カッコ内は私が読み終わった日付です。木犀の日 古井由吉自...
コラム

【コラム 普通】体育祭ウラの逃走劇

ドンドンドンドンドンドンドンドン「お前ら、そんなトコ入って!ふざけるのもいい加減にしろよ!出てこい!早く」高校の外トイレに響く音。何度も叩かれるドア。先生の怒声。ドンドンドンドンドンドンドンドン隣の個室のドアが叩かれる。「ふざけるな!早く開...

【本】村上龍『歌うクジラ』感想

『歌うクジラ』が発売されたのは2010年でした。紙の本に先行して電子書籍が刊行されたのが、当時の話題になった記憶があります。※私は文庫版になってから購入したので、だいぶ後に読みました。以下、過去の記述より。カッコ内は私が読み終わった日付です...
コラム

【コラム 入学式】スーツの丈と思いの丈

「大学の入学式当日でした。買ったばかりのスーツのスラックスに足を通していったんです。そうしたら……あれ? なんか変だなって。違和感の正体は、スラックスの丈の短さでした。ヒザが隠れるぐらいの長さしかないんですよ」そう語るのは、川崎市在住のmr...

【本】阿部和重『クエーサーと13番目の柱』感想

以下、過去の記述より。カッコ内は私が読み終わった日付です。=======■阿部和重『クエーサーと13番目の柱』(2016/12/14)アイドルの追っかけ(尾行・監視等)を行う組織を描く、相変わらずヤバい作品(を著者は書く)。題名の「クエーサ...

【本】長嶋有『佐渡の三人』感想

以下、過去の記述より。カッコ内は私が読み終えた日付です。=======■長嶋有『佐渡の三人』(2016/12/10)久しぶりに読んだ著者のこの作品は、ある家族三人での納骨の旅(表題作)含め4つの連作集。連作の全てが死について、納骨についての...
映画

【映画】音楽・ミュージシャン関連作品の感想

以下、過去の記述より。カッコ内は私が見た日付になります。ビースティ・ボーイズ 撮られっぱなし天国(2012/12/15)カメラを渡された50人のファンがビースティ・ボーイズを撮りまくるライブ映像。ライブDVDってのは、DVD化した時点でライ...
コラム

【コラム 不良】ヤンキー・ゴー・ホーム・メソッド

今までで3回。不良にからまれた回数の話。不良との遭遇、最初は被害を受けた。2回目は少しだけ被害を受けた。3回目は何も被害を受けなかった。×、△、〇。失敗、ちょい失敗、成功。★☆★☆★1回目は中学3年生のとき。A君とB君と私の3人は、カラオケ...

【本】野坂昭如の本の感想

野坂昭如さんの小説作品で最も有名なのは『火垂るの墓』です。『おもちゃのチャチャチャ』の作詞が野坂昭如さんなのは、知られているようで知られていないかもしれません。作家、歌手、作詞家、タレント、政治家、大島渚監督を殴った人――ご自身の才能を発揮...
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